日本人俳優として19年ぶり2人目となるカンヌ国際映画祭・最優秀男優賞を受賞した俳優の役所広司さん。
67歳とは思えないバイタリティさで映画・ドラマ・CMと幅広く活躍中です。
そんな役所さんの資産は20億円のお金持ち!というニュースが最近一部週刊誌で報じられました。
ニュースの真相に加えてこれまでの仕事ぶり、今後の作品等を調査してみました。
役所広司は日本を代表する世界的俳優!
世界3大映画祭の1つ、フランスのカンヌ国際映画祭で、役所広司さんがドイツのヴィム・ヴェンダース監督の作品『PERFECT DAYS』(日本公開日調整中)の演技で、最優秀男優賞を受賞しました。
カンヌ最優秀男優賞を受賞するのは、当時14歳で受賞した柳楽優弥さん以来、19年ぶり。
でも役所広司さんが日本人俳優として凄いのは、海外の映画祭受賞の数々です。
- 1997年 第42回アジア太平洋映画祭 最優秀主演男優賞(『うなぎ』)
- 2001年 第28回シカゴ国際映画祭 主演男優賞(『赤い橋の下のぬるい水』)
- 2001年 第28回シカゴ国際映画祭 主演男優賞(『赤い橋の下のぬるい水』)
- 2006年 ゴッサム賞 アンサンブル演技賞(『バベル』)
- 2006年 サンディエゴ映画批評家協会賞 アンサンブル演技賞(『バベル』)
- 2008年 フィルム・マドリッド 最優秀俳優賞(『象の背中』)
- 2011年 第8回ドバイ国際映画祭 アジア・アフリカ部門 最優秀男優賞(『キツツキと雨』)
- 2014年 第47回シッチェス・カタロニア国際映画祭 最優秀男優賞(『渇き。』)
- 2017年 第28回シンガポール国際映画祭 シネマ・レジェンド賞
- 2019年 第13回アジア・フィルム・アワード 主演男優賞 (『孤狼の血』)
- 2019年 エクセレンス・イン・アジアン・シネマ・アワード(特別賞)『関ヶ原』
- 2020年 第56回シカゴ国際映画祭 最優秀演技賞(『すばらしき世界』)
- 2023年 第76回カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞(『Perfect Days』)
海外の映画祭個人賞受賞歴 はほぼ3年おきに受賞を重ねており、今回のカンヌ国際映画祭で12個目の栄冠に輝いた事になります(出典:役所広司オフィシャルサイト/wikipedia)
そして、世界デビューのキッカケは1996年公開の周防正行監督作品『Shall weダンス?』です。
役所は、「映画祭などで外国に行くと、見ている人が意外に多くてビックリした。田舎のスーパーマーケットで、おばさんが僕をじっと見ていて「ダンスの映画に出ていないか?」と聞いてきたこともあった」と懐かしそうに振り返った。
引用元:東京国際映画祭 オフィシャルサイト
この作品が国内で大ヒットとなり、のちに全米で公開されたことが、海外での知名度アップに一役買うことになります。
翌年1997年公開の今村昌平監督作品『うなぎ』がカンヌ国際映画祭で2度目のパルム・ドールを受賞。
主演の役所広司さんがカンヌのレッドカーペットを歩いた事で、「世界的日本作品=役所広司」のイメージが世界に広がったのは相当大きかったと思います。
以来、海外作品からオファーがかかるようになり、現在の地位を固めていくことに。
当然の事ながら、報酬面でも相当な上昇インパクトがあった事は想像に難くありません。
海外の賞を受賞するのは、『Shall weダンス?』『うなぎ』の2作品が名実ともに「世界的俳優」への第一歩となったのは、確実のようですね。
役所広司は芸名!本当に“役所”勤務だった!
俳優になる前、役所広司さんは、実際に“役所”に勤務していたというのは昭和世代ならご存知の方も多いはず。
その役所とは、東京の千代田区役所。部署は土木工事課でした。
命名したのは、長崎県出身の役所が高校卒業後に上京し、門を叩いた演技塾「無名塾」主宰の俳優・仲代達矢。
また役所勤め経験のある所為か、昭和の大物芸能人のような”お振る舞い”などは全くないとか。
「役所さんが“割り勘主義”だということは聞いたことがあります。業界の飲み会では、その場でいちばん格上の人が払うことが多いのです。役所さんより格上の人はそうそういませんが、役所さんがまとめて払うことはないとか。千代田区役所での勤務経験もあるからか、業界の古い慣習にはこだわっていないのかもしれません。
引用元:https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2204116/
芸名もさることながら、浮ついた噂もきこえてこない、見た目の印象通りの真面目な性格のようですね。
またふだんの役所さんはあまり表には出ず、相当な凝り性なよう。
過去には習字やガーデニング、DIYなど。
DIYにいたっては趣味が高じた結果、自宅庭に二階建てのログハウスを自前で建ててしまったほど!
最近の役所さんは、時間ができると関東近郊に所有する山小屋で過ごす事が多いようです。
現在は仕事がある時に上京する「デュアル・ライフ」を実践しているようですね!
資産20億円はほんとう?役所広司は俳優界の不動産王!
調べてみると、実は2021年と2023年は3回、役所さんの不動産資産に関する記事が掲載されていたことがわかりました。
当初役所が個人事務所名義で購入した自宅の土地は約130坪。翌年、約90坪の土地を買い増ししている。今回、役所が購入を検討している土地は約40坪程度だという。
「それ以外に、都内に4階建てビルを所有しているそうで、意外にも資産は15億円をくだらないとか。すごいですね」(前出・別の芸能関係者)
引用元:女性セブン2021年12月9日号
そもそも役所は、芸能界屈指の“不動産王”と呼ばれるほど不動産購入に熱心だ。渋谷駅からほど近い場所に地下1階地上4階建てのビルを事務所名義で所有するほか、本人名義で都心近くのタワーマンションや都内の一等地に建つマンションなど複数所有している。自宅は都内の閑静な高級住宅地に建つ豪邸だ。
「純和風の高級料亭のような造りの3階建ての家で、築60年近い建物にかなり手を加え、耐震強度も含めてリフォームされたそうです。このあたりには芸能人がたくさん住んでいますが、役所さんの家はとりわけ豪華ですね。もともとの敷地は約130坪ですが、自宅購入の翌年には隣接する約90坪の土地も買い増ししました」(前出・近隣住民)
引用元:女性セブン 2023年4月16日号
おもな不動産としては都内の高級住宅地に約290坪の土地と複数の家屋を所有しており、渋谷区には4階建ての自社ビルもある。
「少なく見積もっても、トータルで20億円の不動産資産ということになります」(不動産業者)
引用元:女性自身2023年5月30日号
俳優としての実績を確固たるものにした役所は翌年の’98年、前述の場所に個人事務所名義で自宅を購入。約130坪の土地に立つ3階建ての豪邸だ。よほどこの地を気に入ったのだろう。’99年には隣接した約90坪の土地を、さらに’22年には個人名義で約70坪の土地を買い足しているのだ。
引用元:女性自身2023年6月20日号
4つの記事をまとめてみると、不動産に関しての現状は次のようです。
- 20年前に都内の高級住宅地の土地を購入(土地130坪)
- 翌年隣の土地を買い増し(土地90坪)⇒7年前に増改築し現在3階建ての豪邸(1と2の合計)
- さらに隣接する土地を新たに購入(土地約70坪)⇒現在息子夫婦の自宅用に地下1階地上2階の家を建設中。2023年11月完成予定。
- 渋谷区に地下1階、地上4階建てのビルを所有
- 都心近くのタワーマンション
- 都内の一等地に建つマンション
- 関東近郊に山小屋を所有
また不動産の評価額は、
2021年 15億円
↓
2023年 20億円
と推移してます。
評価額が上がった理由は、都内の高級住宅地にある自宅の隣の土地をさらに買い増し、総額3~4億円と見積もられる息子夫婦の自宅を建設中のため。
わずか2年で5億円の資産が上昇した妥当性も十分あることが伺えますね。
まとめ
メディアで報じられている不動産の評価額を合計すると、資産20億円は間違いなさそうです。
一方でニュースが出るたび、新しい不動産所有情報が出てくる所を見ると、資産も実は20億円以上の可能性がありそうです。
今後の活動予定は2023年1月は『ファミリア』、5月には『銀河鉄道の父』と主演映画が公開。
ドラマではNetflix『THE DAYS』が6月より配信開始。
7月のクールでは『陸王』以来、6年ぶりにTBSの日曜劇場『VIVANT』に出演予定。
『VIVANT』は『半沢直樹』などで有名な福澤克雄監督のもと、堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李という豪華キャスト陣で放送前から話題になっています!
2023年は映画・ドラマと年末の賞レース、そして何と言っても“俳優界の不動産王”による新情報が楽しみです!